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第7回産業諮問評議会の報告 (2007.9.19) 議事録:(PDFファイル)平成19年5月21日 建築会館にて開催 会議の経過 概要 [詳細は議事録を参照]平成19年5月21日、建築会館にて第7回産業諮問評議会が、議長の佐々木元日本電気渇長はじめ、企業経営者や経団連等産業団体、大学、行政関係者とJABEE会長、副会長等関係者の出席のもと開催されました。産学連携のあり方を常に進化させてゆくためには産と学との信頼関係と、平素の交流が必要との趣旨で、今回は学協会や技術分野における意識や認識のズレ等の問題を解消するために分野における産学連携プラットフォーム(8回)の報告と意見交換が行われました。大学院教育、大学と産業界の認識のズレ、JABEE認定の産業界への広報などの課題とともに、JABEEのビジネスモデル、学部認定と大学院認定、人材像、修了者の評価と国際的な通用性など幅広いテーマについて意見が出されました。 大学の役割、産業界の役割そしてミッションは違うけれども、人材を作って行くという共通の目的のために議論をしているのだという点が一致していれば、共通の議論が出来たり、一緒に仕事がしてゆけるとの共通認識が得られました。 第6回産業諮問評議会開催 (2006.6.26) 議事録:(PDFファイル)平成18年5月8日 経団連会館にて開催 会議の経過 概要 [詳細は議事録を参照]JABEEは1999年に設立し、2001年から認定を開始し、5年目のサイクルが終わったところで、認定プログラムの総数は、125教育機関で281プログラムになりました。認定プログラムからの修了生の累計は約3万人に達しています。経済的自立の目処が立ちました。JABEEは産・官・学の協力が巧く行っていると国際的にも認められています。 産学連携プラットフォームにおける自由な意見交換の結果を踏まえて議論しました。 産学連携プラットフォームの拡大産と学のギャップを埋めるにしても、修士教育を改善するにしても、分野の問題として取組まなければ改善しない。分野別に学会にプラットフォームを作るべきである。学と産の役割大学は細分化されたディシプリンを深化させるが、産は複数ディシプリンの融合が必要で、融合型という点で産が協力する必要がある。大学院外部認定への取組み技術者と研究者の定義が明確でないが、JABEEが修士認定をすることで、修士の教育目的の明確化が進むことになる。高度人材育成への取組み高度情報通信技術者では、産が、教える人を出す、カリキュラムを作る、教材を開発する、インターンを受入れる。出てきた学生は、差別した給与体系で採用する。このような例を増やす。インセンティブへの要望他の学部と較べて学習負荷が多く、インセンティブがないと学生が来なくなる。国際的に見て日本ほどインセンティブの無い国はない。技術士の1次試験免除はあるが、その他にも認定を条件にして評価すべきである。情報分野では高度な技術者に対しては、年俸制で、+200万円までの上乗せできる制度の例がある。 JABEEの認知度向上採用の時にJABEEのプログラムを履修したか聞いていないし、履歴書に書いていない、これでは会社に入ってJABEEの意味があったか評価できない。産学人材育成をプラスのスパイラルに企業は人材を育成する暇が無くなり、外から獲得するようになっている。就職活動で学習環境を破壊するなど負のスパイラルに陥っているが、プラスの方向に持っていく。第5回産業諮問評議会開催 (2005.6.8) 議事録ファイル平成17年5月12日 経団連会館にて開催 会議の経過 概要[詳細は議事録を参照]JABEEは平成13年度から認定を開始し、平成16年度の認定審査を終わったところであるが、認定プログラム数の総計は97教育機関で186プログラムに達した。修了生の累計は約1万8千名で、修了生に対しては技術士一次試験が免除される。派遣審査員の数は昨年度約600名で、内約160名が産業界経験者であった。人材育成が益々重要になってくる中で、JABEEは先駆的な仕事をなしえたと考えるが、人材を引き受ける産業界の声を反映していくことが益々重要になっている。2月8日に経団連ホールでシンポジウムを開催し、産と学が協力して向上していく討論が行われたが、引き続いて今後の取組みを議論した。JABEE認定レベルについてJABEEは最低レベルを保証するだけで、企業が期待する優秀な人材とは別であるとの誤解がある。高いレベルを目指している大学に対しては、大学が公表している高いレベルを満足していることを審査するので、高いレベルの大学にも役立つ制度になっている。JABEEは高いレベルを更にスパイラルアップする国際的システムであることを強調すべきである。JABEEの成果の評価についてアウトカムとして、JABEE修了が役立つかはっきりすれば企業としてはJABEEを考え易いが、メリットがあるか分かるには時間がかかる。修了生がどのように良くなったかが成果である。5年経過したので、何らかの評価に取組むことが求められた。伝統校が何故受けないか伝統校の中には技術者教育ではなく理学重視の価値観を持っているところがある。しかし、その価値観を明確にしていないのが問題で、研究を重視するならするで、明確にして取組めば世界一になれるはずだ。伝統校といえども卒業生は高度技術者として活躍する人が大多数である。伝統校とJABEEが正面から話し合うことが求められた。大学院外部認定への取組み産業界から強く要望されている大学院外部認定に取組んでいるが、ヨーロッパと整合させる考えで進めている。大学院外部認定の基準は叩き台的なものを作ったところであるが、専門職的に国際的基準が必要な建築分野は別にして、その他の分野については多様性を尊重して、大まかにしている。技術士の評価について企業内での評価は、技術士についても博士についても進んでいない、企業内では資格より能力が重視される。技術士の試験制度が知識に偏っていて、JABEEで云うような能力を見ていない。技術士に対する評価の改善につながることが期待されている。人材育成の国際競争力企業では国際比較をせざるを得ないが、問題解決能力が劣ると云われ、国際的に通用する技術者教育の認定制度を作った。ワシントンアコードに加盟するので益々加速しなければならない。JABEEの認知度向上就職の履歴書にJABEE認定プログラム修了をYes/Noで記載するといいので、産業界に協力していただき具体化を進める。本格段階に入ったJABEE認定制度の普及と活用 (2005.3.24)− 大学での技術者教育に対する期待と要望の討論会 −
設立から5年目を迎え、本格段階に入り、認定教育プログラムから1万人近くの修了生が輩出され、年々増加の見通しとなっております。JABEE認定の活動状況を産業界の方々に知っていただくとともに、期待・要望を伺い、この認定制度の一層の普及と活用の促進を目指して、産業界と大学関係者が同席して討論するシンポジウムを開催しました。
第1部 報告会来賓挨拶(1) 経済産業省産業技術環境局大学連携推進課長 中西 宏典
産業界の意見を聞くために毎年一回開催している産業諮問評議会の議長として、ご指導をいただいており、ご挨拶された。「大学も世界的な整合性の取れたものになるよう努力されるとありがたい。 就職活動が早くなって落ち着いて学習できないと云われている。産業界は卒業生の能力をもっと厳しく見るようにしなければならない。」
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| 司会 日本機械学会会長 | 長島 昭 |
| (パネリスト) | |
| 日本経団連産業技術委員会産学官連携推進部会長 | 山野井 昭雄 |
| 東京工業大学大学院理工学研究科長 | 三木 千壽 |
| 山形大学副学長 | 遠藤 剛 |
| 熊本大学工学部長 | 谷口 功 |
| 慶応義塾大学理工学部長 | 稲崎 一郎 |
| JABEE副会長 | 大橋 秀雄 |
| 日本機械学会工学教育センター長(JABEE委員) | 大輪 武司 |
平成16年5月10日 経団連会館にて開催
平成15年4月15日 経団連会館にて開催
以上
平成14年4月11日 経団連会館にて開催
JABEEは各省庁からの支援と関係者の熱心な努力により、平成13年度にはワシントンアコードの暫定加盟を実現するなど、順調に進展している。我が国の経済状況は悪いが日本の技術は今でも高いレベルにあり、経済再生のため、産業育成に必要な技術への支援が実施されている。ひとつ心配なのは若者の教育である。手を抜くと数年後に必ず問題になって来る。様々な取り組みが必要であるが、JABEEの役割がある。しかし、JABEEは産業界の支援がなければ役割を果たすことができない。
WAへの加盟は結構であるが、アジアへの視点が必要である。技術者の移動を促進する動きはワシントンを向くだけではなく、日本の方を向かせることが重要である。WAのやり方がアジアに波及し、舞台は一つになりつつあり、APECエンジニアも、教育についてはWAと同等のものを求めている。WAを通じて、APECより上のインターナショナルエンジニアの相互承認を目指しているので、JABEEとしては対応可能にしておく必要がある。
認定されたプログラムが工学系の全学科のほんの一部では、産業界にとって実際的な意味が無い。技術者教育関係の学科は1000以上あり、早く全てがJABEEプログラムを満足させて認定を受けるべきであるが、それには大学の覚悟が必要で、試行を実施して進めている。
500プログラムを審査するには、1500人の審査員が必要になるが、審査員には産業界の経験のある人を入れる必要がある。アメリカは1600プログラムを認定しているが、全てボランティアでやっている。最初はボランティアで良いが、経済的合理性が必要である。報酬を払うのが産業の常識である。個人のボランタリー精神によって行われているが、審査員を無償で産業界が出すと言うことは企業が負担していることになるので、企業の理解が必要である。アクレディテーションでは、諸外国では謝礼は払っていない。大学コミュニティーが没落すると産業は成り立たない。教育のアウトプットは全て産業に行く。文部科学省から、公的な活動と考えて、企業に対し所得税を減免する案が話された。
JABEEは、企業ではほとんど知られていない。賛助会員企業がわずか57社しかないが、日本の企業の数から考えると少なすぎる。この状態では、企業と大学のギャップが縮まらない。もっと多くの会社に知らせる努力が必要である。
設置認可はゆるめて、アクレディテーションを強化する方向である。しかし、これはトップダウンでの話しであり、トップダウンでは歪む。お上が言えば伝わるであろうが、JABEEはボランティアによるボトムアップ的な活動であり、そのことを大切にすべきである。
現実的なお金の話しがあったが、これには本質的な意味がある。JABEEの活動は、草の根的なものか、公的なものか。日本で一番良いものを作りたい。手本はない。産業界の参加が必要条件である。大学も戦力になるように、教育に重点を置かなければならない。
株式会社 日立製作所 取締役会長
日本技術者教育認定機構 産業諮問評議会議長 金井 務
産学官連携の認識が深まれば特許が生まれ、大学発ベンチャーが生まれる
日本経済は放っておいたら良くなるという状況を明らかに通り越している
科学技術政策が国の経済政策の重要な一部でなければならない
いかに競争的環境をつくるかが大学改革のポイント
基礎研究も産業との結びつきで触発される
JABEE認定卒でないと採用しないようになる
教育改革は期限を決めて精力的にやるべきだ
幅広い教養と高い専門性のあるT字型人間の理想
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