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JABEEはワシントン・アコードへの加盟を実現しました

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WAへの暫定加盟を実現

 

ワシントン・アコード 加盟国および地域

 

ワシントン・アコードとは   >>  Washington Accord

ワシントン・アコード(Washington Accord)は、技術者教育の実質的同等性を相互承認するための国際協定です。この協定の目的は、各加盟団体が行う技術者教育認定制度の認定基準・審査の手順と方法の実質的同等性を相互に認め合うことにより、他の加盟団体が認定した技術者教育プログラムの実質的同等性、ひいてはその修了者について自国・地域の認定機関が認定したプログラム修了者と同様に専門レベルで技術業を行うための教育要件を満たしていることを相互に認め合うことです。1989年11月に最初の6カ国・地域を代表する技術者教育認定団体が協定を結び、2005年6月に日本を代表する認定団体としてJABEEの正式加盟が認められました。2009年に新たに加盟の認められたマレーシアを含め、現在の加盟団体は以下13団体と、暫定加盟の4団体(ドイツ、ロシア、インド、スリランカ)です。アングロ・アメリカン諸国から始まったワシントン・アコードは、非英語圏を含む世界の技術者教育認定団体の相互協定へと変遷・拡大しています。

米国: Accreditation Board for Engineering and Technology (ABET)  
カナダ: Engineers Canada  
英国: Engineering Council UK (ECUK)  
オーストラリア: Engineers Australia  
アイルランド: Engineers Ireland  
ニュージーランド: The Institution of Professional Engineers New Zealand (IPENZ) (以上1989年加盟)
香港: The Hong Kong Institution of Engineers (HKIE) (1995年加盟)
南アフリカ:The Engineering Council of South Africa (ECSA) (1999年加盟)
日本:日本技術者教育認定機構(JABEE) (2005年加盟)
シンガポール:Institution of Engineers Singapore (2006年加盟)
韓国:Accreditation Board for Engineering Education of Korea (2007年加盟)
台湾:Institute of Engineering Education Taiwan (2007年加盟)
マレーシア:Board of Engineers Malaysia (2009年加盟)

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ワシントン・アコード加盟以前の認定プログラムの取り扱いについて

 1997年に定められたワシントン・アコード(WA)の規約は、「正式加盟が認められると、認定された技術者教育プログラムの加盟団体間の実質的同等性は、当該団体がワシントン協定に暫定加盟した日に遡って有効となる」としており、JABEEはそれに従って、関係者に説明してきました。しかし、その後、加盟希望国の増加とともに、規約変更の議論注)がWA加盟国の間で進み、2004年4月19日付で規約が改定され、過去に遡る適用が廃止されました。その結果、認定プログラム修了生の加盟国間の同等性は、加盟の日付以降から有効となることになりました。
 JABEEの加盟は、残念ながら規約改定の後となりました。そのため、同等性発効に関するJABEEのかつての説明が、結果的に事実と反してしまったことは、大変申し訳ないと思っております。事情ご賢察の上、ご理解いただくようお願いします。

 なお、JABEE認定プログラムの2001年度から2004年度までの修了生が、海外で認定プログラム修了生であることの証明が必要になった場合には、所属する教育機関を通じてJABEEに証明書の申請をしてください。「JABEEとしてはWAに 正式加盟する以前から同等の基準と水準で認定しているので、貴国においても同等に取り扱っていただきたい」という趣旨の依頼状あるいは説明を添えた証明書を発行いたします。  

注)
 WAは、2003年のニュージーランドでの総会において、新規加盟希望国の増大を踏まえ、これまでの加盟ガイドラインを見直し、その改定を行うことを決定した。その主旨は、多様な教育システムや認定システムをもつ加盟希望国に対して、WA諸国との同等性を確保できるよう、加盟国が支援・指導することであった。そうした経緯の中で、「暫定加盟」は認定システムが未熟な状態でも、コンセプトが同様であり、同等性を達成できるポテンシャルがあればよいこと、同等性は正式加盟をもって有効とすることなどが確認、合意され、2004年4月19日にWAのウェブサイトに公開された。

2005年9月6日
日本技術者教育認定機構
会 長    大橋秀雄
認定委員会委員長 大中逸雄

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ワシントン・アコード加盟通知文書

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ワシントン・アコード議長からの通知文書

2005年8月16日

JABEE事務局宛

日本技術者教育認定機構(JABEE)から出されたワシントン・アコードへの加盟申請について、2005年6月に香港で開催された第7回ワシントン・アコード総会における審議結果についてお知らせいたします。

私達はJABEEがワシントン・アコードに引き続き参画されることを嬉しく思います。
加盟している団体の認定システムおよびそのシステムで認定された技術者教育プログラムは実質的に同等であることをワシントン・アコードでは相互に認めています。各加盟国の認定団体によって認定されたプログラムの修了生は就業初期レベル(entry level)の技術者としての能力を身につけていることが求められます。
今後ともワシントン・アコードの目標達成のため、共に努力致したいと思います。

ワシントン・アコード議長
Peter Greenwood
Engineers Australia

 

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ワシントン・アコード事務局からの連絡文書

2005年8月16日

JABEE事務局宛

ワシントン・アコード加盟国は2005年6月15日の香港における第7回総会において正式加盟の申請案件について審議致しました。 JABEEの加盟の採決に先立って、2004年4月の訪問審査の結果の総括報告書が加盟各国に事前送付され、それぞれ審議を尽くしたうえでJABEEの加盟が承認されました。

ワシントン・アコードの規定として加盟認証の有効期間は最長6年となっています。認証有効期間はプログラムの質を反映するものではありません。指定された期間を越えて認証を継続するためにはワシントン・アコードの規則と手順に定められたとおり、認定団体の認定システムについて継続審査が必要です。

認定ポリシーと手順、認定基準等JABEEの認証に影響するような変更が生じた場合はワシントン・アコード事務局に通知してください。

加盟国の判定について同意できない場合は、アピール委員会による別個の審査を、異なる審査チーム構成のもと前回審査と同じ方法で、6ヶ月以内に実施することを要求することができます。その他の事項についてはワシントン・アコードの規則と手順の1.9項を参照してください。

ワシントン・アコード事務局
George D. Peterson, ABET
 

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審議結果の要旨(認証期間2005-2011年)

JABEE
日本技術者教育認定機構

認証の適用範囲:
  技術者教育(学士課程)Bachelor of Engineering

認証期間は2011年までとします。JABEEの認定制度とJABEEにより認定された技術者教育プログラムはワシントン・アコード加盟国の認定システムおよび技術者教育プログラムと実質的に同等であると見なします。
継続審査のための通知を2010年に送付いたします。次回の継続審査に備え、JABEEに関するワシントン・アコード審査チーム報告書において指摘された事項に対し、どのような改善を行ったかを説明する報告書を、2010年の6月までにワシントン・アコード事務局まで提出してください。継続審査では、一般的審査事項に加え、これらの指摘事項についても審査されます。

 

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JABEEはワシントン・アコードへの加盟を実現しました 

香港の新しいハイテク・ビジネスポートとして開発されたサイバーポートの会議場で6月15日に第7回ワシントン・アコード総会が開催され、日本を代表する技術者教育認定機関としてJABEEの正式加盟が全員一致で承認されました。

WA総会において大中副会長プレゼンテーション

WA総会photo Cyberport, Hong Kong

大中副会長によるプレゼンテーション Cyberport, Hong Kong

JABEEはワシントン・アコード(WA)への加盟を、その設立目的の「国際的に通用する技術者の育成」を担保する重要な柱として達成目標に掲げてきました。設立準備の時期から、我が国の教育制度を踏まえつつ、認定基準や審査の手順と方法などについては、米国等WA加盟国との実質的な同等性を確保できる認定審査システムを構築してきました。2001年に暫定加盟を果たし、その後の制度確立と認定実績により、2003年11月と2004年4月のWA審査団による訪問審査を経て、今回正式加盟が実現しました。このことにより、JABEEの認定システムと認定された技術者教育プログラムは、加盟国の認定システムおよび同一分野の技術者教育プログラムと実質的に同等と認められることになります。
 

今回、JABEE(日本)は第9番目の加盟国、また非英語圏から初めての加盟国となりました。暫定加盟国(地域)としては、2003年のドイツ、シンガポール、マレーシアに加え、新たに韓国と台湾が承認されました。ロシア、中国、インドに加え欧州の技術者資格認定団体(FEANI)のプレゼンテーションも行われ、ワシントン・アコードは国際的な技術者教育の質保証システムへと拡大、発展しつつあります。

WA総会へJABEEから5名の出席者

スターフェリーより香港島を望むPhoto

JABEEからは5名出席 スターフェリーより
香港島を望む

JABEE前会長 吉川弘之

吉川前会長から「大学、学協会、企業などの多くの関係者の努力によって、JABEEは着実に歩みを進めてきました。その努力がこのたびワシントン・アコードへの加盟承認として実を結んだことは大きな喜びであり、ここに関係者の方々に深甚の謝意を表します。日本の教育が国際舞台に登場するのはあまり例が無いことであり、このたびの加盟は、日本の技術者教育が新しい段階に入ると同時に、教育の分野での国際的責務が大きくなったことを意味します。今後は技術における研究開発のみならず、技術者教育の分野でもわが国が国際的に大きな貢献をすることが期待されます。」とのメッセージが寄せられています。

(ワシントン・アコードとは)

 1989年11月に、オーストラリア: The Institution of Engineers Australia(IEAust)、カナダ: Canadian Council of Professional Engineers(CCPE)、アイルランド: The Institution of Engineers of Ireland(IEI)、ニュージーランド: The Institution of Professional Engineers New Zealand(IPENZ)、米国: Accreditation Board for Engineering and Technology(ABET)、及び英国: Engineering Council UK (EC)、以上6ヶ国の技術者教育認定機関が、それぞれの認定基準及び審査の手順と方法が実質的に同等であるということを相互承認し協定を結んだ。 これが所謂Washington Accord (WA)と呼ばれるものである。その後1995年に香港のHong Kong: The Hong Kong Institution of Engineers(HKIE)、1999年に南アフリカ:The Engineering Council of South Africa(ECSA)が加盟承認され、加盟団体は8団体となった。2001年に日本からJABEEが、2003年にドイツ、シンガポール、マレーシアのそれぞれの認定機関の暫定加盟が認められた。アングロ・アメリカン諸国からスタートしたWAは、2001年の日本の暫定加盟を機会に非英語圏を含む世界の技術者教育認定機関の相互協定へと変遷・拡大し、2005年に韓国、台湾の暫定加盟が認められ、ロシアなども加盟準備中といわれる。

WAは、他の加盟団体が認定した技術者教育プログラムの修了者に対し、自国の認定機関が認定したプログラム修了者と同様な専門技術者の免許交付や登録上の特典を与える前提としての、技術者教育の実質的同等性に関する国際協定である。
 

WAへの新規加盟が承認されるためには下記条件を満たさねばならない。

最低2加盟団体の推薦と加盟団体の2/3以上の賛成により暫定加盟となっていること。

暫定加盟後、申請機関により制定された認定基準と認定審査の手順と実施方法についてWAの審査チームによる包括的な訪問審査が実施されていること。

既存加盟団体の全員一致の承認が得られること。

  プレスリリース 「ワシントン・アコード加盟について」 (2005.6.15)

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ワシントンアコードへの暫定加盟を実現

2001年WA総会風景  2001年6月21-22日、ワシントンアコード(WA)加盟国の総会が南アフリカで開催されました。既存の8加盟国団体に加え、日本、FEANI、韓国、マレーシア、ロシアほかの9団体がオブザーバー参加しました。日本からはJABEEを代表して大橋秀雄JABEE副会長、大中逸雄基準・審査委員長、原田耕作専務理事が出席しました。  
6月22日午前に日本の暫定加盟が議題にあがり、30分間のプレゼンテーションが許されました。大橋副会長はJABEEの活動経緯と組織構成および学協会、産業界や行政を含む支援体制、さらに産業技術立国としての日本の世界における地位と重要性などをアピールし、大中委員長はJABEE認定審査の基本方針と認定基準等について説明しました。加盟国8カ国関係者だけによる審議に移り、しばらくして議長のDr. Eleanor Baum WA会長から審議結果が報告されると拍手がおこり、JABEEはWAに非英語圏の第1号として暫定加盟を果たすことができました。あとで伺うと、全加盟団体の一致した賛成が得られたそうです。
WAの正式加盟団体となるためには2年後あるいは4年後のWA総会までにJABEEの認定基準、 方針、手順およびそれらの実施効果がWA審査団により包括的に調査され、その結果報告を経て その次のWA総会で既存の調印団体の全員一致の承認が必要となります。JABEEが無事に正式加盟団体として 移行が承認されますとJABEE認定の技術者教育プログラムは暫定加盟承認日に遡ってWA加盟国と同等の プログラムとして承認され有効となります。 注)
大橋副会長からはJABEE関係者に対し「一つの峠は越えましたが、長い坂が続きます。相変わらずのご支援をお願いいたします」とのメッセージが伝えられました。

2001年WA会議風景
<<WA会議風景

無事 暫定加盟を果たして>>
左から 原田JABEE専務理事
WA会長 Dr. Baum
大橋JABEE副会長
大中JABEE基準・試行委員長
2001年WA総会photo

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